昔々、月夜茸を食べたことがある。
そのいきさつはこうだ。
私が若かりし頃、山登りに夢中だった。とある夏休みのこと、会社の独身寮の仲間数人で立山に登った。下山途中で椎茸にそっくりのキノコを発見。しかも、美味そうに、きれいに、大量にあった。
どう見ても、野生の椎茸だ。でも、一抹の不安あり。躊躇しているうちに、小太りの先輩が後から下りてきて私達に合流。このキノコを一目みるなり、「これは絶対に椎茸だ。僕は大学のマスター時代、放線菌の研究をしていたのだ。キノコのプロだ!」とおっしゃる。(この先輩は一応、某国立大学の農学部出身。先輩と大学の名誉のため学校名は伏せておきましょう)
今日は麓のキャンプ場で一泊の予定だったし、食料も乏しかったので、採集することにした。
キャンプ場で夕食のおかずとして、フライパンで焼いて、醤油をかけて食べてみた。腹が減っていたせいか、結構美味かった。
ところがどっこい、その後がいけません!
夕食後、皆でキャンプ場にある露天風呂に入った。しばらくすると、何となく気分が悪くなってきた。もう一人の仲間も、「僕も気持ちが悪い!」と言い出す。
かの先輩は、「それは、きっと湯当たりだ〜」、とのたまう。湯当たりなどと言うボキャブラリーはそのとき始めて知ったのだが、何となく意味は分かるので、そんなもんかな〜と、早々にテントに戻るが、途中で二人ともゲロゲロやってしまった。
その夜、湯当たり組の二人は同じテントで寝た。「これは絶対に毒キノコ中毒だ!!。これでお前とは永遠のお別れかも〜」と言いつつ、男同士、おたがいに手を握り合いながら眠りについた。
話がだいぶ長くなって来たので、この話は明日に続きます
そのいきさつはこうだ。
私が若かりし頃、山登りに夢中だった。とある夏休みのこと、会社の独身寮の仲間数人で立山に登った。下山途中で椎茸にそっくりのキノコを発見。しかも、美味そうに、きれいに、大量にあった。
どう見ても、野生の椎茸だ。でも、一抹の不安あり。躊躇しているうちに、小太りの先輩が後から下りてきて私達に合流。このキノコを一目みるなり、「これは絶対に椎茸だ。僕は大学のマスター時代、放線菌の研究をしていたのだ。キノコのプロだ!」とおっしゃる。(この先輩は一応、某国立大学の農学部出身。先輩と大学の名誉のため学校名は伏せておきましょう)
今日は麓のキャンプ場で一泊の予定だったし、食料も乏しかったので、採集することにした。
キャンプ場で夕食のおかずとして、フライパンで焼いて、醤油をかけて食べてみた。腹が減っていたせいか、結構美味かった。
ところがどっこい、その後がいけません!
夕食後、皆でキャンプ場にある露天風呂に入った。しばらくすると、何となく気分が悪くなってきた。もう一人の仲間も、「僕も気持ちが悪い!」と言い出す。
かの先輩は、「それは、きっと湯当たりだ〜」、とのたまう。湯当たりなどと言うボキャブラリーはそのとき始めて知ったのだが、何となく意味は分かるので、そんなもんかな〜と、早々にテントに戻るが、途中で二人ともゲロゲロやってしまった。
その夜、湯当たり組の二人は同じテントで寝た。「これは絶対に毒キノコ中毒だ!!。これでお前とは永遠のお別れかも〜」と言いつつ、男同士、おたがいに手を握り合いながら眠りについた。
話がだいぶ長くなって来たので、この話は明日に続きます
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